野球界の代表的な珍プレーである宇野ヘディング事件

宇野ヘディング事件

プロ野球というのは、選手が一生懸命プレーをすることで、数々の好プレーと呼ばれる素晴らしいプレーが飛び出すのが魅力ですが、時にはそれが空回ってしまい、珍プレーが生まれることもあるものです。 なお、プロ野球の珍プレーを語る上で、決して外すことができないのが、宇野ヘディング事件です。これは、中日の選手が見せたプレーです。

事件が起きたのは1981年のジャイアンツ対ドラゴンズの試合の時で、7回裏のジャイアンツの攻撃の際に、ショート後方にフライが上がりました。これをキャッチしようとしたのですが、伸ばした手をすり抜けて、ボールは捕球されず頭に直撃しました。これが宇野ヘディング事件です。

なお、この時一塁にランナーがおり、ホームインして1点差となりました。試合は何とか1点差でドラゴンズが勝利したものの、このプレーが原因で危うく同点にされるところでした。 ちなみに、このプレーがきっかけとなって珍プレー好プレーという番組が定着するようになったとも言われています。そのぐらい、インパクトのある事件でした。