アジアの中で大きな存在の台湾プロ野球

台湾プロ野球

アジアの野球は、アメリカから学校教育を通して導入した野球が、最初は大学野球で花開き、それが中等学校野球での甲子園大会を通して国民的なスポーツとなって現在に至っています。 台湾が太平洋戦争前には日本領となっていた関係から、日本とは深いつながりがありますが、戦前には甲子園大会に代表のチームが出場していました。

また、世界的な選手である王貞治はお父さんが出身地ということで、そのつながりから日本の野球界とも強いつながりが続いてきました。 1989年にプロ野球のリーグが結成されてからは紆余曲折を経ながらも、現在まで続いています。

台湾と日本相互でプロ野球の球団に選手、コーチ等として入団した人も多く存在します。 その中で有名な人としては、現在、台湾代表監督に就任した郭泰源がいます。

彼は、西武ライオンズに加入し、日本代表選手としてロサンゼルス五輪の銅メダル獲得にも大きく貢献しました。 また、兄弟エレファンツの中込伸監督は、阪神タイガースの投手として長年活躍しました。