プロ野球マネージャーの仕事内容

マネージャー

プロ野球のマネージャーの主な仕事内容は、チームのスケジュール管理です。 選手が球場に入ってから試合を行い球場を出るまで、細部にわたって管理をします。 そのため、分刻みのスケジュール表をパソコンで作成し全選手に伝えます。

一軍と二軍が情報を共有できる状況をつくるという仕事もあります。 マネージャーは球場に到着すると、まず二軍の首脳陣から届く情報をチェックします。 その情報とは、前日の試合内容や練習内容が記載された報告書のことです。 その報告書をパソコンからプリントアウトします。

そして、一軍の監督やコーチなどに回覧できるようにまとめます。 近年では、メール連絡が増えたことにより、情報を共有することが多くなっています。 遠征の移動手段の計画や、宿泊ホテルの手配も仕事に含まれます。

新幹線内の座席順の取り決めや、ホテルの部屋割りも行う必要があります。 新幹線に乗車する際は、最前列に監督とコーチが並び、次に選手を配置します。 選手を配置するときは、仲が良い選手同士を近くにするなど、気配りも大切にしています。 プロ野球という華やかな世界の裏では、このようなマネージャーの努力があります。