金銭で仕事を評価されるプロ野球選手の契約更改

評価

プロ野球はかつて、職業野球と呼ばれていました。仕事として野球をするという意味です。 野球が上手い、というだけに特化した職業と言い換えることもできます。 他の人よりちょっと上手いという程度ではお金になりませんが、日本で30番目に上手い、というところまで来れば軽く億を超える年収を稼ぐことができる、夢のある職業です。

野球の試合をし、それをお金を出して見に来てもらう、またテレビ観戦してもらうなどすることでお金を稼ぎます。 プロ野球選手は年功序列が基本の公務員や普通の会社員と違い、活躍すればその分金銭にはね返る世界です。 その年の活躍を加味した年俸を来年受け取れるシステムで、シーズン終了後に契約更改して決めます。

最近では高年棒の選手は代理人を立て交渉するスタイルが定着しましたが、基本は本人と球団側の人間数人でプラス査定、マイナス査定をしていきます。 単年ではなく複数年で契約更改する選手もいれば、大型の出来高を設定し、励みにすることもあるなど、球団や選手個人により契約形態は様々です。