球界の盟主といわれている読売ジャイアンツの監督は、常勝を義務付けられているということで非常にファンからの注目を集めます。 優勝すれば多くのファンに名将として認知されますが、逆に采配ミスなどを繰り返してチームが連敗したりすると、たちまち多くのファンの非難を浴びることになります。 従ってプロ野球12球団の監督の中で最もプレッシャーのかかるチームであるとも言えます。
ただし、常勝を義務付けられていることをフロントも十分わかっていますので、オフの補強費などは他球団とは比べ物にならないくらいの金額を用意しています。 そして毎年優勝を狙える野球が出来るとフロントが判断した戦力を監督に与えているのです。
こういったバックアップ体制は指揮官にとっても非常に心強く、シーズンに入っても故障者が出た際には緊急補強の要請を常にフロントと行ったりもします。 2016年からは指揮官が高橋由伸に代わりますのでどういった采配をするか注目されます。