巨人・坂本工宜には支配下登録を勝ち取って欲しい

坂本工宜

巨人の坂本と言われると不動の遊撃手・坂本勇人選手が思い浮かびますが、皆さんは、坂本工宜投手をご存知ですか?
高島市立安曇川中学校から関西学院高校に進学し、高校時代は外野手の控え選手としてプレーしていました。

高校卒業後は、関西学院大学の準硬式野球部に入部し、2年生から投手としての練習を始めて、2016年のプロ野球ドラフト会議で巨人から育成4位で指名を受けた背番号006の本格派右腕です。

巨人春季キャンプでは、紅白戦の2試合に登板し、ダイナミックなフォームから投げ込まれるストレートを武器に強気の投球を見せ、計5回を投げて失点1に抑えています。
その活躍が首脳陣に認められ、育成選手でありながら2月13日から始まった沖縄1軍キャンプの合流を決めました。

沖縄キャンプでは、2月16日に行われる韓国・サムスンとの練習試合に登板予定で、本人も「(失点)0でいくっていうのは常に思っています。」と意気込んでいます。

育成選手に与えられた期限は3年、この期間内に支配下登録を勝ち取らなければ自動的に自由契約選手となります。
坂本工宜投手は、育成選手として3年目になるので、今シーズンがラストチャンスです。
しかし、このまま沖縄キャンプやオープン戦でも良い結果を出し続ければ近い将来支配下登録される可能性は十分にあります。

巨人の坂本と言えば野手の勇人、投手の工宜と呼ばれ、いつの日か投打のヒーローとしてダブル坂本でのお立ち台を期待しています。