野球用語の知識 永久欠番とは

永久欠番

永久欠番とは、野球やサッカーなどユニフォームに背番号を使用するスポーツにおいて、大きな功績を残した選手が使用していた背番号を、その人のみが使用できるように未使用の状態にし、栄誉や栄光を末永く称えるためのものです。 読売ジャイアンツであれば王貞治の1番、長嶋茂雄の3番などが有名です。

東北楽天ゴールデンイーグルスでは特定の選手を称えるためでなく、スターティングメンバーの9人に続く10人目の選手という意味で、10番を不特定のファンのための番号として永久欠番としています。

また、偉大な功績をあげた前任者を称えるため、ふさわしい選手が現れるまで空き番号として未使用の状態にしておく場合があり、こうした番号は「名誉番号」や「準永久欠番」などと呼ばれます。 野球の歴史や用語などの問題が出題される「野球知識検定」では、どの番号が空き番号になっているのかや、指定された空き番号がどの選手のものかを答える問題などが出題されます。