2004年にプロ野球のチームの再編問題が起こり、その話し合いの中でメジャーリーグで行われている交流戦を日本のプロ野球でも採用することが決まりました。そして、2005年から両リーグの交流戦が行われるようになりました。
今までの試合と違い、指名打者制度が導入されているパリーグの主催試合では取り入れられ、セリーグの主催試合では採用されないとかの同一リーグの試合とは異なるゲームプランが必要となり、試合のおもしろさを増すこととなりました。
当初は予告先発もリーグにより異なっていたので、それも戦法としての面白みにつながりました。
交流戦を挟んでのリーグの試合が前後でチームの勢いが変わることも興味深い所です。
ファンにとって、うれしいことは自分が応援するチームのホームで、ふだんは対戦することがない他リーグのチームの選手を見ることができることができることです。
東京や大阪ならば、公式戦を両リーグのチームがある関係で、少し足を伸ばして他のホームへ行くことで可能でしょうが、仙台や名古屋、広島、福岡といった単一チームのホーム球場ではそれもかないません。
新しいファンの開拓にも役だったのではないでしょうか。