守備の名手といえば井端弘和

井端弘和

プロ野球界には様々な選手がおり、いわゆるスター選手と呼ばれる球団人気ナンバーワンの選手が注目されがちですが、陰に隠れてしまう選手がいるからこそ、他の選手が輝くことも出来ます。 野球はひとりでは出来ないスポーツだからこそ、そういった脇役と呼ばれる選手たちの活躍に、目が離せなくなってしまいます。

中でも守備の名手と呼ばれた井端弘和さんは、15年間中日ドラゴンズに在籍していて、そのしぶとい打撃と目を見張る華麗な守備は、多くのプロ野球ファンを惹き付けました。 守備の名手の代名詞でもあるゴールデングラブ賞を7回も獲得し、走攻守三拍子揃った名選手として知られていました。 その働きが認められ、日本代表にも選出され土壇場でヒットを放った井端弘和さんは、日本を救った名選手として記憶に残る選手です。

度重なる怪我や病気に悩まされ、2014年には読売ジャイアンツに移籍しましたが、そんな素振りを見せることなく華麗な守備や打撃は健在で、多くのファンを惹き付けました。 2015年引退を発表し、読売ジャイアンツでコーチを務め、その守備力が今後受け継がれていくことが、ファンの楽しみでもあります。