プロ野球界屈指の好打者、角中勝也

角中勝也

角中勝也は石川県七尾市出身で、千葉ロッテマリーンズに所属するプロ野球選手です。右投げ左打ちでポジションは左翼手です。

父の英才教育の下で野球を始めましたが、日本航空第二高校時代は甲子園出場はなく、全国的には無名の存在でした。その後、四国アイランドリーグの高知ファイティングドッグスに入団し、公式戦やNPBの球団との交流戦で結果を出し、2006年のドラフト7巡目指名で、千葉ロッテマリーンズに入団します。高知時代に付けていた背番号9はチームの顔とも言える福浦和也が付けていて、角中はその後継者になることを目指していると語っています。

プロ入り後数年は1軍と2軍を行ったり来たりでしたが、2012年にレギュラーに定着すると勢いそのままに首位打者のタイトルを獲得します。しかし、これは当時埼玉西武ライオンズに所属していた中島裕之との首位打者争いを、チームぐるみで制したものであり、一部のファンからは非難を浴びます。ですが、2016年には打率2位と2分5厘もの圧倒的な差を付けて自身2度目の首位打者に輝き、改めて彼の実力の高さを証明することになりました。

NPB入り前は薄給で、主食はファストフードだった角中勝也。そんな苦労人の卓越したバットコントロールに今年も釘付け間違いなしです。